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SM(えすえむ)とは、サディズム・マゾヒズムの略である。(女王様プレイからの連想でSlave(奴隷)
& Masters(主人)の略という説もある?)。加虐嗜好と被虐嗜好。
一般には男性と女性が合意のもとに性的な快楽を求めて行う。一方が主人、他方が奴隷の役割を演じ、主人が奴隷を肉体的・精神的に責め、双方がそのことで快楽を得るものである(同性間、あるいは3人以上で行うこともありうる)。DVなど嫌がる相手を一方的に責める場合とは意味合いが異なる。
叩く、つねるといった簡単な方法もあるが、本格的になると鞭や蝋燭、ロープなどのSMグッズを使って相手を責める(必ずしも裸にならなくてもよい。コスプレの要素も含み、あえて着衣で行う場合もある)。肉体的な責めのほか、精神的な恥辱を与えるため、相手を罵倒するような言葉によって相手を責める、普通人前では見せない羞恥感を覚える恰好をさせる、排泄を強要する、小便をかける、第三者に行為を行なうところを見せるなど、様々な責めがある。特にロープ(縄)に関しては様々な縛り方があり緊縛という分野すらある。
責め方には、文化的・民族的な趣味嗜好の違いがあり、一般に欧州人は「ムチ」を好み、日本人は「縛り」を好むという。放牧文化の民族と農耕民族の差とも言われるが、学問的に解明されたわけではない。
サディズムに関するさまざまな描写をした小説を書いたマルキ・ド・サドが、サディズムの語源(当然、サド以前にも、サディスト嗜好の人は存在したことであろう)。マゾヒズムは、19世紀のオーストリアの小説家ザッヘル・マゾッホを語源とする。
推理小説家の江戸川乱歩はいくつかの作品中でSMを描いた。名探偵・明智小五郎の初登場作である『D坂の殺人事件』にもSMプレイについての記述がある。また谷崎潤一郎も『少年』などの作でSMを描いている。またSMの大御所的作家としては『花と蛇』の作者の団鬼六がいる。
金銭対価を得て相手のSMに関する要求に応じる性風俗店(SMクラブ)が存在し、SMの専門雑誌も多く発行されている。SMクラブに勤める女性には、S系の女王様と、M系の女性がいるが、客によって両者を使い分ける女性もいる。本番(性交)は行わないことになっている。
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